5月29日 世界一周22日目
メキシコシティに来て3日目となります。
今日は姉と別行動での観光。
姉はテオティワカン遺跡ツアー、私は「国立人類学博物館」へ行くことに。
目次
メキシコ国立人類学博物館とはどんなところなのか?
以前のメキシコ旅行でも行ったので、今回で2回目。
あまりの面白さに半日以上滞在してしまった前科がある。
※展示物の一つ。独特よね~
国立人類学博物館とは?
古代メキシコ文明を様々な展示物で体感できる大博物館。
年間来場者数200万人超!メキシコ旅行では鉄板観光地となっております。
1階は「考古学」、2階は「民俗学」
人気なのは1階で「テオティワカン」「メヒカ(アステカ)」「マヤ文明」が見どころ!
展示物がかなり個性的で、日本では絶対に見られない秀逸なものばかり。
育つ環境によってこんなにも文化が違うのか・・・と感じずにはいられない
とにかく色んな意味で興味深い博物館。
この記事で少しでも魅力が伝わるとこの上ない喜び。
メキシコ国立人類学博物館
営業時間 9時~21時
売店営業時間 5時〜午後10時
入場料 80ペソ(約440円)
13歳未満の子供、障害者、教師、学生(有効な資格)は無料入場。最寄り地下鉄駅
オーディトリオ(AUDITORIO)駅(7号線)
チャプルテペック駅(1号線)
メキシコ国立人類学博物館に地下鉄で向かう
初めはバスを利用しようと思ったが
吐き気をもよおすくらいの人の多さで断念。
地下鉄で移動することに。
空いてそうな女性専用車両に乗ることにした。
しかし女性専用車両に乗る人が多く、かなりの肉弾戦だった。
一度女性とぶつかってしまい、あっさりと吹き飛ばされる。
地下鉄チャプルテペック駅から1.3km。
清々しい空気の中、徒歩で国立人類学博物館を目指す。
道中は公園で、爽やかな散歩コースだった。
自転車でサイクリングしたり
ジョギングをしている人がいたり。
国立人類学博物館はとても広い。
まずは腹ごしらえと思い売店を探すと、パンを売っている男性を発見。
客の女性にメロンパンを勧められたが、サンドイッチを購入。
(フレンドリーに美味しいものをすすめてくるメキシコ人が好き)
具沢山の美味しいサンドイッチだった。25ペソ(約137円)
腹も満たされ、国立人類学博物館へいざ行かん!
国立人類学博物館でメキシコの歴史・文明を堪能。
※コチラは入口。小学生が並んでいる。
まずは「荷物チェック→荷物を預ける→チケット購入」となる。
その後、見学開始!
最初の展示は軽く見学
1階は全部で12室あります。
最初の4室は以下の通り。
第1室 先住民文化
第2室 人類学入門
第3室 アメリカの起源
第4室 先古典期
人が移動してくる→狩猟生活→農耕栽培→村ができる→文化が起こる
という流れが感じられる場所です。
ここは軽く見学をし、今後のために体力を温存。
「第5室 テオティワカン」は最初の見どころ!
来ました!最初の見どころ「テオティワカン」です。
テオティワカン
メキシコシティ北東50キロ(バスで1時間位)の位置にある宗教都市。
200年から600年ころ、繁栄しました。1987年に世界遺産に登録。
コチラもメキシコの有名で人気な観光地です。
テオティワカンに興味がある方は、メキシコシティ中心部の「テンプロ・マヨール遺跡」も必見です!
こちらが巨大神殿(ケツァルコアトル神殿)のレプリカです。
色使いも神様も面白いですよね~
日本人がコツコツと弥生土器を作っていた頃
メキシコではこんな立派な神殿が建造される。
「第6室 トルテカ文明」を見学
テオティワカン後に栄えた「トルテカ文明」
900年~1200年頃に繁栄
コチラが「カカシュトラの壁画」
派手で鮮やかな色使いが最高ですね。
日本では源氏物語が書かれている頃、このような壁画が描かれる。
第7室 メヒカ(アステカ)文明 博物館最大の見どころ!
アステカ文明
メキシコシティ中心地を首都(テノチティトラン)とし
1300年から1500年ころ、繁栄した都市帝国。
太陽の石(アステカカレンダー)
こちらが「太陽の石」 直径3.6m。
アステカカレンダーと呼ばれることもありますが、暦ではない。
アステカの宇宙観、時間観、歴史観をあらわす石彫の造形物だと
Wikipediaに書いてありました。
博物館の最大の見所だけあって、中心に飾られていた。
よくわからないがメキシコの神秘と文化を感じる。
コアトリクエ像
※ドラクエ4のラスボスに似ている気がする。
「コアトリクエ」アステカ神話の母なる神
Wikipediaの説明がなかなかだった。
コアトリクエのスカートはとぐろを巻いた蛇で出来ており、人間の心臓と手首をつなぎ頭蓋骨をつった首飾りをしている。 そして手足に鉤爪がある。
そしてその食べ物は、人間を含むあらゆる生き物の生肉である。 コアトリクエは、同時に子宮でも墓場でもあるような、「子供を飲み込む母親」を体現している。
なかなかエグい神様ですね。
日本にいても一生出会えないと思うので、それだけでも来た価値を感じる。
最大の見どころ、アステカ文明はしっかり堪能しましたぞ!
オアハカ・メキシコ湾岸の文明を見学
第8室 オアハカ
第9室 メキシコ湾岸
オアハカエリア、メキシコ湾岸の古代文明を紹介。
紀元前1200年から始まったオルメカ文明の「巨大人頭像」
なぜ顔の大きな像があるのか詳細不明。
申し訳ないがやっぱり面白い。
ものすごくタラコ唇だ。そしておかっぱ頭。
最後の見どころ!高度な文明を持つ「第10室 マヤ」
紀元前2000年ころから、ユカタン半島エリアで起こったマヤ文明。
・高度な文字と数字(0の概念を持つ)
・高度な文明と技術を持つ
なぜ滅びたか未だにわかっていない神秘さもあり人気!
コチラが見どころ「パカル王ヒスイの仮面」
ちょっと、いやかなり怖い。
チャックモール像
※きれいなお姉さんが作業をしていました
表情が読み取れない、不思議な顔をしたチャックモール像
生贄の身体から心臓を取り出し、チャックモール像の上に供えたそうです。
古代メキシコ文明奥深し!
そういえばメキシコでの遺跡巡りでよく見かけたなー。
ここからはやや流し気味に見学をする
1階の第11室~第12室をササッと見学。
2階は現代のメキシコらしく、駆け足でいろいろ見て回った。
メキシコはかなり広いし、いろんな民族や、いろんな人達がいるんだろうな。
という感想をもった展示でした。
国立人類学博物館の見学時間、5時間。
今日もたっぷりお世話になりました。
安心・安全・快適に観光するには現地ツアーもおすすめ。
「ベルトラ」ならテオティワカン遺跡や国立人類学博物館などツアーが多彩ですよ。
世界一うまいタコス屋に行く
誰が言ったか知らないが世界一うまいタコス屋があるらしい。
姉と合流して、世界一うまいタコス屋「El Progreso」に行った。
※地元のおじさん達にも大人気!
ドリンクとタコスを注文!
チーズやお肉がたっぷり入っているので、食べごたえ満点。
お店の人も親切で、美味しく頂くことが出来た。
姉も美味しく感じたはず!
El Progreso
営業時間 8:00~22:00
定休日 日曜
地下鉄 イダルゴ駅(Hidalgo)レボルシオン駅(Revolucion)が最寄り
快適なはずだったホテルでの悲劇
世界一うまいタコス屋を後にして、ホテルへ戻る。
部屋に入ろうとすると何かがおかしい。
おや?
部屋のドアが開けっ放しになっているぞ?
中の床がびっしょり濡れているぞ??
気合を入れて掃除してくれたのか???
その割にシーツは交換されていないぞ??????
と思っていると
スタッフのあんちゃんが
「水漏れしちゃった。ごめ~ん」と言ってくる。
部屋の横に水栓があり、栓から水が溢れて止まらなかったらしい。(8割推測)
なるほど。そういうことか。
被害もほとんどなく、荷物は高いところに引き上げてあるようだ。
「いいよ~いいよ~」と言って部屋に入る。
しかし、よく見ると結構な水が床に残っていて
シャワー室も床が泥やら砂で汚いまま。水も流れてないままだ。
私物のスリッパも流されてて、汚い排水口の上にコロンと置いてある。
よく見たらキャリーケースも濡れている・・・
怒りに震えながら掃除を開始する。
おいおい・・・
ゴメンじゃないよ(# ゚Д゚)
なぜ私が掃除をしているのか?
観光で疲れた身体で、本来ならしなくて良い掃除を
なぜ私がしているのか?
「ごめ~ん。水漏れしちゃった~」じゃねぇよ(# ゚Д゚)
これは何かで弁償してもらうレベルだ(# ゚Д゚)
ホテル代返せ~怒
その後、洗濯についてスタッフとやり取りするもうまく行かず。
いらいらが募った。
語学が堪能であればもっとうまく伝えられるのに。
言いたいことが言えるようになりたいと心から思ったよ。
明日は洗濯のせいで午前中でかけられませんので
ゆっくりしたいと思います(# ゚Д゚)
続く